本催しは、LibQUAL+® を中心とした、図書館利用者の視点を重視した図書館サービス評価のための国際ワークショップとシンポジウムです。東京会場では、図書館評価に関するグループ討議を交えたワークショップを、大阪会場では、講演、事例報告、討議から成るシンポジウムを実施します。
LibQUAL+®とは、Webによる図書館用のサービス品質に関する利用者アンケート調査と分析がパッケージ化されたサービスです。図書館は、LibQUAL+®を利用して、利用者からのサービスに関する意見に基づいてサービスを改善し、図書館をアピールしていくことができます。LibQUAL+®は、テキサスA&M大学チームと米国研究図書館協会(Association of Research Libraries、 ARL)の調査プロジェクトによって、1999年から協同開発され、現在では、NPOが利用料金を課して運営しています。LibQUAL+®は、米国のみならず、これまでに全世界の500館以上が参加し、各国語にも翻訳されています。
慶應義塾大学メディアセンター利用者調査WGでは、2008年のLibQUAL+®実施を目指し、日本語版の開発に協力しています。一方、大阪大学附属図書館では、中期計画の評価の一環として独自の利用者調査を実施しており、LibQUAL+®をはじめ、その他の図書館評価の指標についても興味を持ち研究に取り組んでいます。
本企画を通じ、LibQUAL+®と利用者指向のサービス評価に関する理解が深まり、日本国内でもサービスの評価と向上を目指す大学図書館が増えることを期待しています。当日は関係の多くの方のご参加をお待ちしております。
本事業は私立大学図書館協会の研究助成の後援を受け運営されています。
・Martha Kyrillidou氏 (ARL LibQUAL+®部門)
・Colleen Cook氏 (テキサスA&M大学図書館長 LibQUAL+®共同開発大学)
・佐藤義則氏 (東北学院大学教授)
・岸田和明氏 (慶應義塾大学教授)
開催日時 | 2008年2月27日(水) 9時~16時30分 (受付:8時30分~) |
会場 | 慶應義塾大学 三田キャンパス 東館8階ホール 〒108-8345東京都港区三田2-15-45 TEL:03-3453-4511(大代表) 三田キャンパスまでの交通案内, キャンパスマップ(構内案内図). |
定員 | 50名程度 |
参加費 | 無料 ※レセプションに参加される方のみ、会費(3,000円)を当日徴収させていただきます。 |
申込み方法 |
【FAXでのお申込み】 下記用紙に必要事項をご記入のうえ、申込み先までFAXにてお送りください。 ![]()
【E-mailでのお申込み】
【申込み〆切】2008年2月20日(水)まで(受付を〆切ました) |
内容 |
【午前の部】 9:00- 主催者挨拶 平尾行蔵(慶應義塾大学メディアセンター本部事務長) 9:10- オリエンテーション 上岡真紀子(同センター 利用者調査WG) 9:20- 基調講演「図書館サービス評価と利用者および利用の調査」 佐藤義則 氏 10:45- 講演「図書館評価サービスLibQUAL+®」 Martha Kyrillidou氏(逐語通訳あり)
【午後の部】
【レセプション】 |
主催,共催機関 |
主催: 慶應義塾大学メディアセンター 共催: 私立大学図書館協会 協賛: 慶應義塾大学文学部 図書館・情報学専攻 運営: 慶應義塾大学メディアセンター 利用者調査ワーキンググループ |
このワークショップについてのお問い合わせ・ご質問は、 下記メールアドレスまでお願いいたします。
慶應義塾大学メディアセンター 利用者調査ワーキンググループ
・ パート2:LibQUAL+®シンポジウム(大阪会場)2008年2月29日開催
http://www.library.osaka-u.ac.jp/sympo/sympo_LibQUAL.html
・LibQual+®サイト http://www.libqual.org/
・私立大学図書館協会 http://www.jaspul.org/