著作権を理解する

何故著作権を学ぶのか

インターネットの普及に伴い、著作権に対する関心は急速に高まりました。これまで著作権に強い関心と関係を持っていたのは小説家や作曲家、映画監督など創作を職業とする人々でしたが、今やインターネットやその他の技術の革新により、創作を職業としない誰もが自由に絵や文章、写真などを公表できるようになり、また、録画や録音の技術の発達によりそれらの複製の作成が容易になったためです。

そのことによって、これまでは自らが創作した創作物を販売することにより生計をたてている人達がその業務のルールとして理解していればよかった著作権が、一般の人間にとっても重要な意味を持つことになったのです。

すなわち、一般の人間でもその創作物を保護し、模倣や改変されないということについて知識と興味を持たなければならなくなりました。

あなたは、自分が大学の授業に出席してコツコツと作ってきたノートを、誰かが勝手にコピーをして友人に渡していたら、どう思いますか?また、自分の作った絵や音楽がいつのまにかインターネット上で他人のものとして公表されていたら、どう感じるでしょうか。

あなた自身も知らないうちに、他人の努力の賜物である創作物について払われるべき敬意を無視しているかもしれません。

ここでは自らの創作物に対する権利を守るとともに、他人の権利を侵害せずにすむように知識を持つことを目的として、人間の知的創作物を守る権利である「著作権」について学びます。

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