著作権を理解する

著作権とは−著作物:人間の文化的・精神的活動の所産

著作権とは、自分の作ったものを他人に勝手に利用されることがないようにするための権利です。

人間が作り出したものに対して「知的財産権」という権利が生じることについては既に学習しましたが、著作権とは、中でも音楽、絵画、小説、映画などの文化的な創作物を守るための権利です。(著作権法第2条第1項)

著作権が認められるためには、以下の要件が必要になります。

(1)「思想」や「感情」を表現している
(2)「創作性」が認められる
(3)実際に「表現」されたものである。

単なる物の組み合わせや、模倣、頭の中で考えていただけのアイディアなどには著作権は認められません。著作権が認められた物を「著作物」と呼びます。
また、以前は 

(4)「文芸,学術,美術又は音楽の範囲」に属するものであること

が必要であるとされていましたが、現在は著作権の範囲が広がり、知的・文化的精神活動の所産であればこの4つのカテゴリーにあてはまるかどうかについてはあまり考える必要がなくなってきています。この4つのカテゴリーは、著作権の範囲を示す例示であり、範囲を限定するものではなくなってきています。

著作権は、著者の死後50年まで保護されます。

著作権には大きく分けて以下の2つの権利があります。

  • 著作者人格権
  • 財産権としての著作権

このほかに著作物を伝達する立場の人を守る権利として著作隣接権があります。

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