情報検索の基本

統制語とは何か?

データベースでは、図書や論文のタイトルや著者名等のデータが、フィールドに格納されていることがわかりました。私達は、検索するフィールドを指定することで、効率良く該当するレコードを探し出すことができます。

次に、みなさんが自分のトピックに合ったレコードを検索するために重要な、データベースに特有のフィールドについて学びましょう。それは、内容を表すことばを格納するフィールドです。

再びKOSMOSの検索結果の詳細画面を例として見てみましょう。

件名

KOSMOSでは、内容を表すことばは、主題というフィールドに納められています。この例では、この図書の内容を表すことばとして「環境衛生」と「化学物質」という2つのことばが付与されています。このことは、この図書が環境衛生と化学物質について書かれた本であることを意味します。私達は、この主題のフィールドを利用して内容からレコードを検索することができます。

例えば、KOSMOSでタイトル中に「化学汚染」ということばが含まれる「図書」を検索した場合、4件しかヒットしません(2015年2月現在)。このようなときに、レコードの詳細表示をみて、件名を調べ、環境衛生という件名で再検索する(内容が環境衛生について書かれているものを探す)と、185件のレコードがヒットします。
このように件名で探すことによって、タイトル中にそのことばが含まれていなくても、内容から探すことができるようになっています。

内容を表すフィールドに格納されることばを、一般に統制語と呼びます。データベースで利用できる統制語はあらかじめ決められており、それらは各データベースに付属するキーワード(集)、シソーラス、件名(集)、サブジェクト・ヘディング(集)などで調べることができます。

シソーラスの例)
シソーラスの見方
「JST 科学技術シソーラス2008年版」より
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