法令の探し方

法令とは

人々が集団で社会生活を営む際には色々なルールが必要になります。それらのルールのうち、一定の権限が与えられた機関(議会など)で制定され、その効力が広い範囲に及ぶものを「法令」と呼びます。

法令に権威を与えている機関(法令を定めている機関)や、法令が対象とする範囲や効力によって、法令の名称は異なります。例えば、戦後の日本においては国会が制定し、日本国民を対象とする法令が「憲法」です。

法令の一般的な定義をここにあげますが、ひとことで「法令」といった場合には、非常に多くの規則を含みます。定義もこの例に限らず、様々ですので、「法令」という用語が出てきた場合に何を指すのかは文脈によることになります。

【参考】
一般には、法律 (国会 が制定する法規範)と命令 (国の行政機関 が制定する法規範)を合わせて呼ぶ趣旨に用いられる〔例:自治14(1)・15(1)〕。しかし、もろもろの法規では、これらのほか、 イ 条例 、規則 などの地方公共団体の制定する法規を含む場合〔刑訴335(1)〕、 ロ 裁判所の規則(→最高裁判所規則 )を含む場合〔刑訴39(2)〕、 ハ 行政庁の訓令 をも含むと解される場合〔刑7(1)〕などもある。このように、法令という用語の用い方は、かなりまちまちである。結局、個々の用例に即して、その範囲を決めるほかはない。(金子宏, 新堂幸司, 平井宜雄編. 法律学小辞典.第4版補訂版, 有斐閣, 2008.)
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